平原草々の日記

思ったこと、音楽、本の感想など

覚書

苦手な人

どこに行っても苦手な人はいるもので、相手は何とも思っていなくても、こちらが仮想敵のように感じてしまい、そう接するようになってしまう人がいます。 もちろん、そう感じるようになるには、相手のそれなりの態度などもあるのですが、私と直接関係のない、…

「ぷりんと楽譜」のコンビニ印刷

先日、広瀬香美さんの「DEAR...again(Ver.2.05)」で記事を書いた際、この曲の楽譜を手に入れて、ピアノで弾いてみよう思っていますと書きました。 ネットで調べてみると、「ぷりんと楽譜」というサイトでピアノ楽譜を見つけることができました。 また、Youtu…

ちょっとした対話の間

・・・と、彼女は言うと、押し黙って俯いてしまった。 もはや、どんな言葉も彼女の唇から漏れることはないだろうと思うと、彼は、いささかうんざりした気持ちもなくはなかったが、なんとなく、自分がこのゲームの敗者になったような気がして、居心地の悪さも…

出発

・・・やれやれ、とんだ場所に出ちまったらしいな。ここじゃなかったはずなんだが、どうやら途中で迷ってしまったらしい、まさかここに来るとは思わなかった。まあ、仕方ない、ここから始めるしかないか。まったく、ついてないぜ。よりにもよって、こんなと…

不安について

・・・私はいろいろなものに不安を感じます。不安の対象はほんとうに些細なものです。しかし、一度それについて考え出すと、すべてが駄目になったような、心が苦しく揺れ動くような気分になります。 とても楽しい気分でいても、一度不安の対象が胸を掠める…

エヴァンゲリオンと私について

シン・エヴァンゲリオン劇場版を観ました。私がエヴァンゲリオンに出会ったのは、テレビシリーズの再放送を見た時でした。 その当時から、すごい人気になっているのは知っていましたが、私は、リアルタイムでは見る機会がなく、それでも、東浩紀さんの論考な…

日記

地方に住んでいると、いや地方に限らないかも知れませんが、自治会や地域の役などがあたることがあります。 今夜も、そんな役の集まりがあり、出席してきました。 ちなみに、私はこういった集まりが苦手であり、端的に大っ嫌いなんですが、浮世の義理があり…

言葉について

或る種の言葉の硬さ、言葉の偏差がその人を形づくっており、私たちが一般的に性格と呼ぶものは、その人の言葉の使用方法にかかっていると考えられる。 それは、人が幼年期から培ってきた言葉の捏ね方から産み出されたもので、容易に変えることのできないもの…

撚り糸

繋がっていく 同じ運命の糸を握り 僕たちは飛び降りた 未知の世界へと不思議な重力が 僕たちを導いて 繋がったままの僕たちは 柔らかな臥床に墜落するそして再び浮かび上がる 君と運命を抱きしめて どこまでも高く どこまでも遠くすべてが静止した世界で 僕…

クレーの天使

ひとつの線が希望となりうるとしたら、 その線が描く軌跡は、 私たちに夢見る心を教えてくれる。 単純でいて、無限のニュアンスを秘めたもの、 無造作でいて、周到に用意されているもの、 幼児のようでいて、成熟した大人を思わせるもの、 つつましやかな祈…

私に

心の中に吹き荒れる嵐を、そのまま保持し続けることが大切なのだと思う。 そこから目をそらしたり、逃げ出したりせず、あるいは、必要以上にとらわれたりせずに、カメラアイのように、ただ単純に見つめ続けることにより、その嵐を一つの対象に還元し、処理可…

新たな始まりのはじまり

・・・いつの頃だったろうか、僕は、彼女と草原の中にいて、お互いに何か言い交すわけでもなく、ただ、ぼんやりと春の空を眺めていたことがあった。 その頃、僕は心を病み、都会の喧騒をさけて、田舎の穏やかな世界で休息していた。時折、近くにある、以前牧…

日記

うつ状態は、少しずつ良くなってきているような気がします。 服薬の効果もあると思うのですが、最近は、マーティン・セリグマンの『オプティミストはなぜ成功するか』や、ジョセフ・マーフィーの『眠りながら成功する』などを読んで、認知の仕方を変えようと…

日記

焦る気持ちが一番良くないと思います。 せっかく落ち着きを取り戻しても、一度焦りを感じ始めてしまうと、心がそれにすべて奪われてしまい、また絶望の振り出しに戻ったような気がします。 そして、また落ち着くまでに、苦しい時間、煩悶が続きます。 焦らな…

田舎にて

・・・「人間の運命なんて妙なものだ。こうして、ここにもう一度戻ってくることになるなんて。気分はなんとなく落ち着いている。絶望的な感情が少しずつ薄らいできて、なんとなく、こう、春の光を感じることができるようになりつつある。でも、状況はまだま…

猫といっしょに

・・・僕は猫です。名前はあるけど、あんまりかっこよくないので言わないでおきます。 数年前にこの家にやってきました。それまでは、どこか遠くの家で飼われていたと思うのですが、気がついたらこの家の車の下でミャーミャー鳴いていました。この家のおじい…

日記

苦しい状況が続いています。 とにかく今は小さくうずくまって、 嵐が去るのを待つしかないと思います。 ひたすら、底の底まで降りて、 また浮上できるか、沈み込んでしまうかわかりませんが、 とにかく降り切った場所で、じっと無心で潜んでいようと思います…

逃げ道

人は、逃げ道があることで生きていけると思います。人生におけるさまざまな苦難から、逃げることも必要ではないでしょうか。世界は、とても大きいので、いくつもの逃げ道が存在すると思います。しかし、窮地に立たされた人は、その逃げ道がまったくないよう…

魂の場所

・・・「ごらん、ここは傷ついた魂が宿木を求めてさまよう場所。闇の中を、いかに多くの魂が、失われた喜びを取り戻そうと虚しく飛び交っていることか。ひとたび、心から離れた魂は、もうふたたび、その心に戻ることはできないのだよ。ここの魂はみなそれぞ…

夕べに

・・・人々は、夕べの祈りの中にいて、今日一日の恵みを神に感謝する。 待ち望まれた時が訪れ、静かに戸口が開き、やさしく招き入れられる。 敬虔な祈りと、謙虚な日々の生活のなかで、人々は老い、死んでいく。 大地に祈りを、風に祈りを、天に祈りを、 そ…

アレグロ・マ・ノン・トロッポ

・・・僕はなぜだかわからないが、くたくたに疲れてしまった。体がとても重くて、足にしっかり力を入れていないと歩くのもやっとで、歯を食いしばりながら部屋まで戻って来た。ベッドに身を投げ出し、ごろんと横になる。体が沈みこむ、僕の体ではなく、何か…

喜びについて

喜びの心を持つことが、生きる上で大切だということがよく言われます。 喜びについて、私なりにちょっと考えてみたいと思います。 まとまりのない話になっていますが、ご了承ください。 まずは、自分の思いが達せられた時に、人は喜ぶものと考えられます。 …

見出された自由

無職になりました。 いろいろ悩んだ末に、もう、これ以上は進めないと思い、 もう一度、きちんと考え直すために決断しました。 このブログで書いてきた悩みが、一瞬、きれいになくなりました。 驚くほど心が軽くなったように感じました。 やっと自由になれた…

多謝

午前三時。眠れない。 相変わらずの後悔。心の苦しみ。 「いっそのこと、いっそのこと」という考えばかりが湧く。 自分の傲慢さが、こうしたかたちで復讐されている。 この苦しみの大きさが、自分の傲慢の大きさだと思うと、 いかに自分が愚かな生き方をして…

はじめての悲しみ

・・・朝の光がこんなに眩しいのに、風が心地よく吹いているのに、 僕の心は楽しみを失った。 たとえようのない、小さな、はじめての悲しみが心にそっと訪れて、 僕のよろこびを、ほんの少しだけ、引っ掻いて去って行った。 その小さな傷跡が、悲しいほど心…

苦しい時の言葉

・・・首を吊ろうとして、衣服を掛けるために部屋に設置していた物干し竿に、紐を括り付けた。 簡単な遺書は残した。妻と子供たちに宛てて。 妻には、「ごめんと詫びたい。そして、今までありがとう」 子供らには、「これからも頑張れ!」 本当に、自分で逃…

午睡の後

・・・午睡から覚めたのち、ふと横を見ると、女が横たわっていた。 一度も見たことのない顔であったが、不思議と女がいることが当然と思え、 特に気に留めるでもなく、また、うつらうつらと夢現の境地に遊ぶことにした。 どこか心の奥の懐かしい場所を訪れる…

海で

・・・僕は、死に場所を探して、海沿いの道をとぼとぼと歩いていた。 暖かい秋の昼下がりだった。 なだらかな曲線を描く海沿いの道を歩いていると、ところどころ崖になっていて、飛び降りるにはちょうどいい場所もあるような感じだった。 周辺は一面の紅葉で…

夜に

・・・夜十時。私の横には小学二年生の息子が寝ている。 さっきまで「ひいひいおばあちゃんは、おばあちゃんのおばあちゃんなの?」という話をしていた息子は、私の説明に一応納得して、今はすやすやと眠っている。 まるで屈託のない寝顔を見ていると、私は…

音楽を聴くこと

気持ちが落ち着かない時は、とても音楽を聴く気にはなれません。 うつ状態で、悲観的、絶望的な考えしか浮かばない時も、音楽を聴く余裕はありません。 音楽が聴けるようになるということは、少し、心が上向ている状況だと思います。 この年末は、とても音楽…