平原草々の日記

思ったこと、音楽、本の感想など

三善晃「深層の祭」

三善晃さんの「深層の祭」は、1988年の吹奏楽コンクールの課題曲でした。
最近の課題曲はよく知らないのですが、私が知っている課題曲のなかでも、音楽の凝縮度で言えば、一番の作品ではないかと考えています。
とにかく一小節一小節の密度が濃く、僅か4分程度の作品の中に、さまざまな音楽要素が、ぎゅっと切り詰められて配されており、冒頭のファゴットのソロから、曲の終わりまで、集中が一貫しているように思います。
この曲の密度を超えるような作品は、なかなか出ないのではないかと思っています。
課題曲の参考演奏の他に、ヤマハ吹奏楽団浜松の全国大会での演奏をよく聴きます。