平原草々の日記

思ったこと、音楽、本の感想など

渡辺美里の「さえない20代」

渡辺美里さんの「さえない20代」という曲を紹介します。

以前「跳べ模型ヒコーキ」という曲で記事を書きました。

今回の曲は、その時に挙げた他にもある好きな曲の中の一曲になります。

この作品は、彼女の8枚目のアルバム『BIG WAVE』に収録されています。

作曲は岡村靖幸さん、編曲は大村雅朗さんという、私の中で、ほぼ最強とも言えるコンビの手になる楽曲です。

Wikipediaを見ると、ホーンアレンジに村田陽一さん、コーラスアレンジに佐橋佳幸さんが参加し、また、石川鉄男さんの名前もあったりと、とても盛りだくさんの内容の一曲だと思っています。

そんなこともあって、アルバム全体から見るとそこまで目立つ作品ではないかもしれませんが、このアルバムの中で一番好きな曲になります。

柔らかなイントロからキーボードの旋律が流れると、もう名曲の予感がします。

ホーンセクションが勢いのあるパッセージを奏で、歌が始まります。

周到なアレンジに乗って歌われる歌詞の内容から、冬の東京、クリスマス前の賑やかな情景が浮かんできます。

良く聴くと、いろいろな音が流れているのがわかりますが、それらがごちゃごちゃせず、いかにも「都会的な」センスに溢れた表情をしており、聴いているこちらも、東京で暮らしている気分になり、都会の喧噪の中で、一人でいるさみしさを感じるような気持ちになります。

曲、アレンジともに、非常に完成度の高い作品だと思いますので、ぜひ聴いてみていただきたいと思います。