部屋の片隅の光っている場所

思ったこと、音楽、本の感想など

二十四週間

ブログを始めてから二十四週間が経ちました。

特に変わりなく過ごしています。

今、ティム・オブライエンの『僕が戦場で死んだら』を読んでいます。

ティム・オブライエンは、村上春樹の訳で『ニュークリア・エイジ』『本当の戦争の話をしよう』『世界のすべての七月』と読んでいきました。

一番印象に残っているのは、最初に読んだ『ニュークリア・エイジ』です。重厚なストーリーで、良質な長編小説を読む楽しみに浸ることができました。

『本当の戦争の話をしよう』も、戦争について、あるいは戦争をとおして、人間存在について深く考えさせられる内容でした。

『世界のすべての七月』は、様々なショートストーリーが集まったような作品なので、少し散漫な感じがして、途中で読むのが止まってしまっています。

今、読んでいる『僕が戦場で死んだら』も、戦争が中心的なテーマですが、やはり、戦争という極限状態をとおして、人間的なものとは何か?ということを問いかける作品だと思います。

とても興味深く読んでいます。